私は、ロマネコンテイ86を無事購入(※消費済み)できましたが、大切すぎてすぐ飲むことは出来ませんでいました。高級だし、どんな味がするのかな、きれいな色してるけど飲みごろなるものが存在し、経験値の少ない状況でのむのはetc・・・ワイン関連の本から情報を探していました。ワインの本を見ていると、そのページで釘付けになりました。シャガールのワインがミロ、ピカソ、私の好きなもの画家の作品がワインになっている、ドキドキして良く見ると私のバースデーヴィンテージがシャガールでした。価格もどういったワインかも知らないけど手にいれようと本を購入しました。
94、95年当時です。居ても立っても居られず、すぐ帰宅して巻末の、全国のワインショップに(おそらく黒)電話でダイヤルしました。
横浜のゴトーさんで見つけることは出来ましたが、日がくれており予約してその日は手に入れられませんでした。
引き取りの日程を調整し後日バス、電車で迎えに行きました。
店は上級者向けの店で、ムートン70のジェロボアム4.5Lの空ビンが迎えてくれます。
カウンターテーブルがあり、ワインは背後のウォークインセラー内で休んでおり、今、行けば全部見せてくださいと言うでしょうが、その当時は知識もあまり無いし、もう日が暮れはじめており、駆け出しのコレクターでこそあれ、ワインを飲むのが好きとは言える感じでは無かったのです。味のイメージはつかず、ただ、シャガールのラベルのついた私と同い年のワインを手中に納めて嬉しくて仕方ない、早く帰宅してじっくり見たいと気持ちでした。駅からの間にはレストランもあったでしょうが、大切に抱えて脇目もくれず、帰宅を急ぎました。現在と違い、横浜まで京浜東北線で2時間位かかるので気が気ではありませんでした。
無事、帰宅して眺めて思いをはせましたが、ムートンは1970はまだ2級だったんです。
入手したばかりで、もうつぎの次の欲しいワインが気になり初めていました。
1つは70年の大きなボトルがあると知ってしまい全サイズ欲しくなりました。
あと、セラーの中でピカソのワインも見せて頂いていました。価格は倍、ロマネコンテイと変わらない値段に感心するだけ、1973年ムートンが1級に昇格した年(天候はあまり恵まれていないが、収量はあった。)のワインで青をポイントに人が踊って居るようなラベル、結局購入しました。しばらくして、わいを開けようと決断しましたが、妹の誕生年で飲んで貰えればと思いましたが、アルコールを飲まないので、私のワイン会で10年間お世話になったレストランのシェフの誕生年だったのも知っていたので、開栓させて頂き、残りと瓶をプレゼントしました。(後日、ブルゴーニュの方が好きなようだと知る。)